田名こどもセンターで先月28日、「しゅくだいお助け隊」として、田名中学校(板橋一幸校長)の生徒が小学生に夏休みの宿題支援を行った。
同企画は神奈川県警少年育成課が「非行・被害防止サミット」の一環として、田名中学校に提案。地域貢献をしていきたいと考えていた同校が賛同する形で実現した。
気分は「先生」
当日は田名小学校の児童が30人以上集まり、生徒会メンバーを中心とした中学生のボランティアが12人駆けつけた。夏休みの宿題の分からないところを積極的に尋ねる子どもたちに対し、中学生は「先生」になりきって自作した問題を出すなど工夫して指導に励んだ。
終了後、同センターの喜早高治館長は「すぐに質問できる点が良い。子どもたちの生き生きとした姿が見られ、中学生パワーを感じました」と笑顔を見せていた。翌29日には中学生による紙芝居「やっていいこと・わるいこと」が披露され、子どもたちはお兄さんやお姉さんの言葉に聞き入っていた。しゅくだいお助け隊はあす5日にも行われ、その後成果を検証し、今後に活かされる予定だという。
さがみはら中央区版のローカルニュース最新6件
|
アゴラ春号5月3日 |
|
|
|
|