市職員給与 月例給・ボーナス据置き 改定見送りは3年ぶり
相模原市人事委員会(谷口隆良委員長)は先月26日、市議会の中村昌治議長、加山俊夫市長に対し、「平成23年職員の給与等に関する報告」を行った。
今回の報告で人事委員会は、市職員の月例給、期末・勤勉手当(ボーナス)をともに据え置く考えを示した。民間との較(かく)差が、月例給与では0・04%の146円、期末・勤勉手当についても民間従業員の支給月数3・97月分に対し0・02月分差の3・95月分と極めて小ささかったため。月例給、期末・勤勉手当ともに改定なしの判断に至ったのは、市としては平成20年度以来3年ぶりとなる。
人事委員会は一方で、給与等勤務条件の課題として、給与構造改革による諸問題の整理を要望したほか、人事行政に対して人材の確保や育成、勤務環境の整備に加えて、高齢期の雇用問題などについても言及した。
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アゴラ春号5月3日 |
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