首都圏の優れた産業技術を表彰する「九都県市のきらりと光る産業技術」(主催/九都県市首脳会議)の表彰式が8日、川崎市高津区のホテルケイエスピーで行われ、市内の(株)昭和真空(中央区)と(株)不二WPC(南区)が表彰された。
同会議では、首都圏の優れた産業技術の共有化と販路開拓等の支援を目的に昨年から表彰をスタート。東京、埼玉、千葉、神奈川の4都県と横浜、川崎、千葉、さいたま、相模原の5市が、それぞれ選定・推薦を行い、9社の企業に絞られた。
相模原市の推薦で初表彰となった(株)昭和真空は、「水晶デバイス用周波数調整装置」が受賞対象となった。これは水晶デバイスの小型化に対応し、量産化装置としては世界最小レベルを実現。省電力や材料の使用量を削減させた環境配慮型の製造装置に仕上げた。同社では「今後もスマートフォン市場の拡大に寄与する装置の開発に全力を尽くします」とコメントを寄せている。
なお、神奈川県から推薦された(株)不二WPCは、「アルミニウム合金へのダイヤモンドライクカーボンコーティング技術」が表彰の対象となった。
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アゴラ春号5月3日 |
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