アテネオリンピック柔道男子90kg級銀メダリストの泉浩さん(南区相模大野在住)が先月21日、大野北中学校(門倉松雄校長)を訪れ、市内の中学生や教員を対象に柔道教室を開催した。
昨年4月から、NPO法人ヴィレッジ・スポーツ(南区松が枝町)の副理事長を務める泉選手。今回は同法人による柔道を通じての社会貢献活動の一環として、コーチ役を務めた。
当日は大野北や上溝南中学校など約50人の柔道部部員が集合。生徒一人ひとりの名前を呼びかけながら、アットホームな雰囲気の中、実践も交えつつレクチャーが行われた。そして合同稽古では、泉さんのもとに生徒が殺到。体格が違う泉さんに勢いよく立ち向かい、汗を流す果敢な生徒の姿が見られた。
教室の最後に泉選手は「夢を持つ」「仲間を大切にする」「最後まであきらめない」の3つを生徒たちと約束。オリンピック出場という自身の夢が叶った体験から、大小関わらず夢を追いかける大切さを伝えていた。
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アゴラ春号5月3日 |
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