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ふれあい自然塾 団体のネットワーク構築へ NPO・企業・学校の連携で青少年健全育成を

社会

公開:2012年2月9日

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第1回 交流会に25団体が参加した
第1回 交流会に25団体が参加した

 県央・県北地域で、子どもの健全育成活動を行っているNPO、企業、大学、行政25団体が集まって、先月19日、「第1回交流会」が横浜銀行相模大野支店で行われた。県の委託を受けた、NPO法人ふれあい自然塾(西橋本/松井利夫理事長)が主催。そうした団体・企業のネットワークを構築し、子どもの健全育成活動を広げていくことがねらいだ。

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 2006年に発足したふれあい自然塾は、野外での自然体験を通して子どもの健全育成を図る活動を行っている。一方で、同じように青少年健全育成のための活動を行う団体や企業があるにも関わらず、情報がなかったり、協力要請などができていないことなどの課題を感じていたという。そうした中、神奈川県が、NPO、企業、学校などが交流する場を設け、地域の課題を協働で解決するためのネットワークを形成することを目的とした「多様な主体による交流促進事業」の公募を行っており、応募。結果、昨秋に認定され、県の委託を受ける形で交流会の実施に至った。

25団体が参加

 この交流会は、NPOや企業、学校といった団体間のネットワーク形成、それを活かして子どもの健全育成の場を広げていくことを目的としている。実施に先立ち、昨年10月から近隣の300に及ぶ団体、企業等に「青少年育成に関心があるかどうか」などのアンケート調査を実施。39団体から返信があったという。その団体に今回の交流会の参加を呼びかけたところ、NPO13団体、8企業、2行政、1大学、その他1団体、計25団体32名が当日の交流会に参加した。

 当日は、各団体の紹介から始まり、それぞれの長所や課題などが発表された。その中で、「他の団体の情報がほしい」「学生ボランティアを紹介してほしい」「子どもたちとの接点をもつ活動を連携してやっていきたい」といった課題が挙げられた。

 それを受けて、今後、各企業・団体がどういった連携を行っていきたいかを検討してもらい、次回以降の交流会で発表、提案してもらうことも企画していく予定だという。主催するふれあい自然塾は「NPO団体と企業、行政、学校が集まるこういう機会が今までなかった。我々の役目は、団体や企業から生み出されるものをマッチングしていくこと。お互いが歩みよって、地域の青少年健全育成の役に立てれば」と話している。

第2回は4月参加団体・企業募集中

 今後は、3カ月に一度、こうした交流会を実施し、来年1月には対外的なイベントも企画していきたいという。なお、次回は4月19日(木)に開催予定。場所は未定とのこと。青少年健全育成をやっている、これから検討していきたいという団体、企業の参加を受付ている。

 詳細については、ふれあい自然塾【電話】042・774・8113へ。
 

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