淵野辺駅北口そばの「つるや呉服店」で先月28日まで、つるやちりめん教室作品発表会が開催された。
同教室に通う生徒らが手作りした吊るし雛・60点以上が盛大に並んだ恒例の展示。桃の節句にちなみ、お内裏様やお雛様、縁起物の鶴や亀などが吊るされる華やかな女の子飾りはもちろん、端午の節句をイメージした渋い色味の男の子飾りも登場した。
今年は例年と異なり、会場入口にはちりめんで作った鶴を200羽ほど飾った。これは、もうすぐ震災から1年を迎えることから、復興や平和への祈りを込めた千羽鶴になぞらえたもので、「昨年末からこのテーマにしようと考えていました」と同店の萩生田さん。”絆”と書かれた文字を背に、赤やピンクの鶴が空を飛んでいた。訪れた人々は「素晴らしい展示でした」と笑顔で話していた。
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アゴラ春号5月3日 |
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