相模女子大が臨時署に 緊急時の代替施設
もし震災で警察署が倒壊したら、大学の校舎が臨時署に―。相模原南警察署(南区古淵)と相模女子大学(南区文京)がこのほど、代替施設等使用に関する協定を締結した。
これは、今後、地震やその他の大規模災害等の発生により、南署が使用不能となった場合、同大学を代替施設として使用するというもので、こうした協定は市内初となる。
南署の庁舎は昨年3月の東日本大震災で倒壊こそ免れたものの、庁舎内外に亀裂が生じるなど、老朽化の兆候が見られた。加えて、関東周辺を震源とする首都圏直下型地震が発生する可能性などにも背中を押され、同大学へ協力を要請することになった。
万が一の際、”臨時署”となるのは、大学構内の7号館(=写真)。鉄筋鉄骨コンクリートの3階建て・3500平方メートルの全16室で通常は講義などに使用されている。
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アゴラ春号5月3日 |
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