総合学習センターで先月21日、相模原地域大学主催による「司馬遼太郎『坂の上の雲』に見る金言と警告」講演会が開催された。講師は『論語とリストラ』など多数の著書がある作家の白川零次さん=写真。
当日は、20世紀の名著として誉れ高い『坂の上の雲』を題材に近代日本の歩みを概説。白川さんは隆盛と停滞を繰り返した史実に基づき、司馬史観ともいえる40年サイクル説を紹介し「司馬は人間の欲望の拡大を戒めた。彼の教訓を生かすか否かは、まさに我々の生き方にかかっている」と日本の未来に提言を行った。
総合学習センターで先月21日、相模原地域大学主催による「司馬遼太郎『坂の上の雲』に見る金言と警告」講演会が開催された。講師は『論語とリストラ』など多数の著書がある作家の白川零次さん=写真。
当日は、20世紀の名著として誉れ高い『坂の上の雲』を題材に近代日本の歩みを概説。白川さんは隆盛と停滞を繰り返した史実に基づき、司馬史観ともいえる40年サイクル説を紹介し「司馬は人間の欲望の拡大を戒めた。彼の教訓を生かすか否かは、まさに我々の生き方にかかっている」と日本の未来に提言を行った。