マナー守ってホタル鑑賞 24日(日)まで 道保川公園
ホタルが見られることで有名な道保川公園(上溝1359)では、訪れる人に注意を呼び掛けている。
同園では、例年鑑賞に訪れる人が持つ懐中電灯や携帯電話が発する光が、鑑賞の妨げになったり、ホタルの生態に悪影響を及ぼす可能性があると問題視している。3年前からホタルの保護に活力しているNPO法人「Sunny Side Garage」(榊原直人理事長)は今年から市より正式に保護を委託され、園内に様々な工夫を施している。
暗闇の中でホタルを楽しんで
「初年は上手くいかないことが多かった。電灯を持つなと強要は出来ない分、様々な対策が必要でした」と担当者の吉田晃さんは話す。毎年、前年の反省を活かして、足元だけを照らす照明の設置や、鑑賞に関する注意を呼びかける看板を見易くするなど新たな活動を始めている。今年は懐中電灯に貼る赤いフィルムの無料配布も行う。
「皆さんのご協力もあり年々、懐中電灯を持つ人が少なくなってきています。またホタルの数も増えているので、真っ暗な中でホタルの光を楽しんでもらえたら」。同団体は来年もホタルの保護活動を継続していく予定。
同園はホタルの鑑賞に合わせ、今週末の24日(日)まで、夜間開放を行っている(最終入園は午後8時45分)。
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にこにこが寄付5月2日 |
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