「市民であることに誇りを」 第1回相模原はやぶさリレーマラソン
相模原麻溝公園競技場で昨年12月23日、第1回相模原はやぶさリレーマラソンが開催され、多くのランナーが健脚を競った。主催は同実行委員会。
当日は2部構成で実施された。1周約2Kmのコースを2人から8人のチームで5時間にわたってたすきをつなぐ一般リレーには232チーム1394人、2Kmを走る親子ペアランには、237組474人が参加。リレー男子の部は、49周を走った「DASEWA」チームが優勝を飾った。参加者の中には、サンタや探査機「はやぶさ」などユニークな衣装に身を包んで走る人もいるなど、皆思い思いに楽しんでいる様子だった。
親子ペアは全員が完走。はやぶさに使用された素材を用いた記念メダルが授与された。
大会には、元F1ドライバーの片山右京さん、ロンドン五輪出場の吉川美香さんのほか、岩手県大船渡市からの参加者も来場。会場からは温かい拍手が送られていた。柴田正隆実行委員長は「大会をきっかけに相模原を再発見し、相模原市民であることを誇りに感じてもらえるようになれば」と感慨深げに振り返った。