新春を迎え、上溝に鎮座する亀ヶ池八幡宮(根岸信行宮司)は、今年も多くの参拝客で境内は大賑わいを迎えた。
すがすがしい穏やかな晴天に恵まれた今年の三が日は、8万人を超す参拝者が同宮を訪れた。参拝者は「今年こそは良い年になりますように」と、家内安全や商売繁盛、開運などを願い、おみくじを引いたり、熊手や破魔矢などの縁起物、御神札御守を受けていた。
来年、御鎮座800年
同宮は2014年に御鎮座800年を迎えることから、今年は社殿などの建て替えを行う「御鎮座八百年奉祝記念 平成の御社殿・御神門等御造営」の年となる。現社殿は2月に解体されるとあって、今までの感謝の気持ちや、新しい御社殿への期待を込めて御奉賛をする方が大勢見受けられたと同宮では話す。「現社殿でお参りできるのもこのお正月で最後。大変感慨深いです。今までありがとうございます」と参拝に訪れた人は想いを込めて話していた。