亀ヶ池八幡宮(上溝・根岸信行宮司)で2日、「泣き相撲・亀ヶ池場所」が開催された。
化粧まわしをつけた赤ちゃんが力士姿の大人に抱えられ土俵入りする泣き相撲は、元気な泣き声を競い赤ちゃんの健やかな成長を祈願する伝統行事。同宮で3回目の開催となった当日は、生後6カ月〜2歳半までの赤ちゃんとその家族120組が参加した。
行司の「はっけよい!のこった!」の声に、豆力士の元気な泣き声が響き渡ると、会場からは「がんばれ」「もっと大きな声で泣いて」という声援や歓声で大盛り上がり。参加者は「わが子の元気な泣き声で成長を実感できた。嬉しかった」と笑顔で話していた。根岸宮司は「赤ちゃんの元気良い泣き声は、邪気を祓い健康を授かると言われている。泣き相撲で家族の絆も深めることができたと思う。来年も続けて開催し、恒例行事としたい」と話していた。
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アゴラ春号5月3日 |
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