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地域の力で西門再生へ ニーズに応える店づくりを

公開:2013年9月19日

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まだまだ空きの多い陳列棚。今後、市民の要望に応えて商品を仕入れていく
まだまだ空きの多い陳列棚。今後、市民の要望に応えて商品を仕入れていく

 西門地区商業地活性化協議会(浦上裕史会長)は9月、西門商店街内のグリーンバザールで地元名産品や日用品を揃える「サテライト24(ニシモン)」をオープンさせた。

 かつては市内でも大きな繁華街の一つとされていた西門地区。今では周辺のスーパーやコンビニの風当たりを受け、シャッター通りとなっている現状がある。「商店街の中では、パンも牛乳も調味料もちゃんと揃えられない」と浦上会長。高齢化が進む中、「欲しいものが近場で手に入る」ことは、何にも代えがたい魅力だ。

「市民の声を聞きたい」

 そんな西門の現状を打破するため、欲しいものがすぐ手に入るような街をめざしてオープンした同店。店内には、南区のアンテナショップ「sagamix」から取り寄せた地元名産品や、週刊誌、文房具などが並べられている。西門の目抜き通りに面した店舗前には看板や旗が設置され、興味深く中を覗いていく人も。しかし、まだ店内に足を踏み入れる人はごくわずか。というのも実は、中はまだまだ商品が少なく、スペースの余った陳列棚、空っぽの冷蔵庫もそのまま置いてあるだけだからという。

 「いわば、まだプレオープンの状態。今後、周辺住民のニーズを聞いたり、商品を置いてくれる出品者も募集する」と会長。スタッフの三浦恵さんは「少しずつ皆さんに覗いていただいています。話相手を探すだけでも、西門の憩いの場として利用してもらえれば」と今後の展開について期待する。「相模原のアメ横」として活気を取り戻すため、西門地区の挑戦は始まったばかりだ。

 なお、営業は年内を予定しているが「好評を得れば来年以降も続けたい」と同会は話している。詳細は【電話】042・751・9312へ。

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