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一輪車競技で優勝 小学生以下の部 2位に大差

公開:2014年5月8日

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大会後に笑顔を見せる佐藤さん(右)と辻さん
大会後に笑顔を見せる佐藤さん(右)と辻さん

 市内を中心に活動する一輪車クラブ「ユニサイクルスマイル」所属の佐藤雪音(ゆきね)さん(12)=相陽中学校=と、辻歩夏(ほなつ)さん(12)=田名中学校=が今年3月に茅ケ崎市で行われた「第16回ジュニア一輪車競技大会 OPENペア小学生以下の部」で優勝した。主催は茅ヶ崎一輪車協会。

 同大会は、一輪車に乗りながら2分間演技し、技術点、芸術点の合計で順位が争われる。今回は大会全体で700人以上が出場した。二人は自分たちの”明るく元気の良い”イメージに合わせ、一緒に選曲した、シンガーソングライター植村花菜さんの「メッセージ」のメロディにのって華麗に舞った。「笑顔で楽しむことを意識した」(佐藤さん)「技を成功させられて良かった」(辻さん)と大会を振り返った二人。2位のペアに約30ポイント差と圧倒的な実力を見せつけた上、中学生以上の部を合わせた総合順位でも、1位に0・7ポイント差に迫る大健闘だった。

 大会当時、夢の丘小学校(南区当麻)に通っていた佐藤さんと辻さん。辻さんは1年生、佐藤さんは3年生の時から同クラブに所属し、本格的に一輪車に専念。これまで2人は団体で共演したことはあったものの、ペアでの出場は今回が初となった。

 2月に出場した前哨戦(ぜんしょうせん)とも言える千葉での大会では、ミスがでてしまい3位と悔しい結果に。それから約1カ月間、コーチを務める清水友夏里さんの指導の下、2人は「リベンジを果たすべく猛特訓した」という。本番では大技を成功させるなどし、優勝を勝ち取った。

 この春から二人は中学校に進学。「(一輪車の)新しい技の練習のほかに、学校で新しく始めた部活動も頑張ってみたい」という佐藤さんと、「全国大会に向けてさらに一輪車の練習を頑張りたい」という辻さん。優勝を喜ぶのも束の間、新たな目標に向けた二人のチャレンジは、すでに始まっている。

 ユニサイクルスマイルに所属するメンバーは、現在20人を超える。クラブの登録は座間市だが、ほとんどのメンバーが相模原市在住で、幼稚園児から社会人までと年齢層は幅広い。市内で活動する一輪車クラブでは最大規模を誇るという。

 週に4〜5日、練習日が設定されており、市内数か所の小学校や、座間市内の小学校などで練習が行われている。平日は、基礎練習や清水コーチから出された課題をこなしメンバー同士で教え合う。土日は清水コーチが参加し、出した課題の確認、大会に向けた練習などが行われる。

 団体やペア等で随時大会に出場しているほか、毎年市民さくら祭りや地域の祭りなどで演技を披露している。

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