「保育教諭」確保へ特例講座 和泉短大、相模女子大が共催
和泉短期大学と相模女子大学が共催して8月から、保育士資格を取得できる特例講座を開講する。
2012年の認定こども園法改正により、学校教育と保育を一体的に提供し、子育てを支援する「幼保連携型認定こども園」が新たに設けられる一方で、同園で働く「保育教諭」の条件として、「幼稚園教諭免許状」と「保育士資格」の両方の資格が必要であることが定められている。国では、そのいずれかの資格を持つ人が、早期にもう一方の資格の取得をめざすことができるよう、特例制度を設けている。
これに伴い、児童教育系の学科を置く両大学は、「保育教諭」の人材確保の一助にと、同講座を企画。「幼稚園教諭免許状」を有し、幼稚園や認定こども園などで「3年以上かつ4320時間以上」の実務経験を持つ人を対象に全8単位の特例講座を開講し、単位修得者には「保育士資格」が与えられる。
会場は相模女子大学(南区)。市内在住・在勤者は受講料が1割引になる。申し込み期間は7月1日(火)〜23日(水)。
開講日、受講料などの詳細は和泉短期大学 教育・学習支援ユニット【電話】042・754・1133または同大HPへ。
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アゴラ春号5月3日 |
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