淵野辺公園で11日、相模原市消防出初式が開催され、日ごろの訓練の成果が披露された。
特に注目を集めたのは、消防団団体演技。今回は中央方面隊が担当し、演奏や演舞などを実施。群馬県発祥の民謡で、消防団の心意気を見せる意図で使われている八木節を市内の名産や名所に置き換えた歌詞にして団員が歌い上げる中、迫力ある曲芸・はしご乗りが披露されると、観衆から大きな拍手が送られた。続いて行われた消防署、消防団らによる合同演技では、震度7の地震による火災発生を想定し、消火や被災者の救出活動を展開。最後に一斉放水されると、水しぶきの美しいアーチが晴天に描かれ、歓声が上がった。
毎年見学に訪れるという丸小野達武君(南区大野台在住)は「演技の迫力がすごかった。普段見ない車も見学できて良かった」と話し、笑顔を見せていた。
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アゴラ春号5月3日 |
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