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運行体制見直しの危機 大野北地区コミュニティバス

社会

公開:2015年6月4日

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昨年2月より「実証運転」中の大野北地区コミュニティバス
昨年2月より「実証運転」中の大野北地区コミュニティバス

地域住民へ利用訴え

 住民の貴重な交通手段が運行体制見直しの危機に瀕している。

 淵野辺駅北口から矢部駅を経由し、馬場十字路を迂回する「大野北地区コミュニティバス」。昨年2月より「実証運行」中の同バスは、2年以内に【1】1便あたりの輸送人員が10人以上【2】運賃収入が車両償却費等を除いた経常費用の50%以上の2つの条件を満たさなければ、現在の運行体制の見直しを迫られる。

 現在、1便あたりの平均輸送人員は6・34人(2015年1月現在)で「10人以上」の条件を満たしていない。運行体制の見直しがなされれば、駅まで距離のある上矢部や山王地域を中心に住民への影響が懸念される。加えて運行本数が減ることによりタクシーなどを利用せざるを得ない人も出るため、経済的にも大きな打撃になりかねない。

 同バスの利用促進を図る「大野北地区コミュニティバス利用促進協議会」の担当者は「利用者の多くは病院の行き来など必要に迫られて使う方。条件を満たすためには、まだ利用していない人への促進活動が必要」と話す。同協議会では今後、利用を促すチラシを配布し周知を図るほか、市の「若者支援プログラム」を活用したバスの魅力を発信する取り組みも予定。利用者を獲得するための試行錯誤を続けていく考えだ。

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