神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

茅ヶ崎までの距離短縮 さがみ縦貫の効果発表

社会

公開:2015年6月11日

  • LINE
  • hatena

 国土交通省と中日本高速道路は5月27日、3月に全線開通となった「さがみ縦貫道路」整備によるストック効果として、相模原から茅ヶ崎までの移動距離が県道以上を利用した場合の最短時間経路で、83分から48分に短縮されたことなどを発表した。

 さがみ縦貫道路に並行して走る国道129号や国道16号などの一般道についても、混雑区間の延長が25%減少するなど、開通効果は「一般道の渋滞区間解消にも役立った」と分析する。

 同道路は首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の一部として整備された高速道路で、東京都と神奈川県の都県境から茅ヶ崎までの区間約34Kmを結ぶ。2014年6月に相模原愛川IC〜高尾山ICまでの延長14・8Km、2015年3月に寒川北IC〜海老名JCTまでの延長約4・3Kmが開通し、全線開通となった。

 経済効果については、相模原市内で物流施設や工場が立地するなど、「民間投資が促進された」と指摘。市内の企業立地数は、2011年が6件、12年が10件、13年が11件に対し、相模原愛川IC〜高尾山ICが開通した14年は20件に拡大したという。

 そのため、市内の新規求人数は2011年と比較し、約3割増加しており、相次ぐ大型の物流施設の進出で、「約5000人の雇用が新たに見込まれる」という調査結果も盛り込んでいる。

 観光面では、埼玉・栃木・群馬方面から箱根の各種施設への観光客が増え、小田原厚木道路では群馬県からの来訪者が1・5倍に増加。神奈川県と奥多摩方面へのアクセス向上で、県内から奥多摩湖への来訪者が約2・4倍に増加していることなどを挙げた。

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

鉄道写真40点ずらり

鉄道写真40点ずらり

市民ギャラリーで

5月4日

アゴラ春号

アゴラ春号

5月3日

障害者チームが市リーグ参加

社会人サッカー

障害者チームが市リーグ参加

5月2日

「やさしさ」胸に奉仕を

「やさしさ」胸に奉仕を

相模原グリーンロータリークラブ

5月2日

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

相模原警察署から感謝状

5月2日

「唯一無二の歌を」

伊勢正三さん・イルカさんインタビュー

「唯一無二の歌を」

6月7日、グリーンホールでライブ

5月2日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月4日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook