8月8日(土)に相模原市民会館で初公演を行う弦楽アンサンブル「石田組」のカリスマ的人気を誇るヴァイオリニスト・石田泰尚氏(神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター)にインタビューを行った。
――石田組のめざす音楽、石田組ならではの表現、コンセプトについて教えてください。
石田組の組員(メンバー)は固定メンバーではなく公演ごとに変わりますが、僕のやりたい音楽に共感してくれる奏者に声を掛けていますのでメンバーが変わっても「石田組の響き」になるような音楽を作りたいですね。目標はクラシックの聖地、「サントリーホール」を満席にすることです。
――名人ぞろいの石田組の見どころ、聴きどころを教えてください。
組員個々の能力が高くて素晴らしいので、石田組ならではの音楽を楽しんで頂けたら。特に今回はヴィオラの冨田とチェロの金子が参加してくれたので石田組として初めて弦楽三重奏をプログラミングしました。彼らの妙技にも期待してください。
――相模原市民会館初のご登場とのことですが、コンサートに向けての石田様の信条を教えてください。
どんな本番であれ、とにかく聴きに来て頂いたお客様に喜んでもらえるように常に全力で音楽をという気持ちでステージに立っています。今年はありがたい事に10月にも相模湖交流センターで山本裕康さん(神奈川フィル首席チェロ奏者)とのデュオコンサートもありますので多くの相模原市民の方に足を運んでもらいたいと思います。
――最後に、市内の中高生、そして将来、音楽、演奏家として夢を描く小学生など子どもたちに向けて、メッセージをお願いします。
自分が実践してきたことしか言えませんが、目標を見つけてそれに向かって日々努力して欲しいです。目標が達成したらそれに満足せず、また新たな目標に向かって頑張ってもらいたいですね。
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アゴラ春号5月3日 |
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