区内千代田在住の本多千賀子さんが11日に大阪府で開催された「第25回箕面手づくり紙芝居コンクール」(箕面市教育委員会ほか主催)で、最高賞となる一般の部A部門グランプリを受賞した。
1次から最終まで3回の審査を経て各部門の受賞者を決定する同コンクール。本多さんは、2009年に紙芝居初心者を対象としたB部門に初出場し、グランプリを獲得して以来、ベテランがしのぎを削るA部門に舞台を変えてからは準グランプリや特別賞を獲得するも、最高賞受賞から遠ざかっていた。今回は、緑区の大沢地区に伝わる民話に自らアレンジを加え、制作した「トラ猫ばやし」を携え出場。作中に登場する動物たちが生き生きと描かれている点やアドリブのきいた実演が評価され、栄冠を勝ち取った。
本多さんは、「生きていく中で誰もが感じる寂しさや不安を表現し、観る人に共感してもらえるような作品をめざしました。やっとグランプリが獲れました」と喜びを口にし、「今後も地域に根差した作品をつくることで町おこしの一端を担っていければ」と語った。
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にこにこが寄付5月2日 |
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