市主催による「相模原市戦没者合同慰霊祭」が8日、市民会館で催された。
戦後70年の節目を迎え、64回目の開催となった同慰霊祭。当日は、加山俊夫市長をはじめ、稲垣稔市戦没者遺族会会長や各地区の遺族会の代表者など、198人が参列し、献花台に花を供えるとともに、戦没者の冥福を祈った。
加山市長は、「戦後70年の節目を迎えた今もなお深い悲しみが尽きることはない。戦没者の御労苦に対し敬意を表する」とし、活力ある相模原の創生とともに恒久平和の実現に尽力することを誓った。
稲垣遺族会会長は「終戦から70年、矢のごとく過ぎ去ったが、(亡くなった家族の)面影が私たちの心の中を駆け巡っている」と戦争の悲惨さを語りつつ、世界の平和を願った。