公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会(坂本久会長)は10月、同会主催で初となる、宅地建物取引士資格試験を実施した。
同会では、宅地建物取引業の発展促進の事業や公共福祉の増進寄与などを目的に事業を展開。これまでにも「宅地建物取引士法定講習」をはじめ、取引士に関する各業務に携わってきた。今回の主催試験は今年1月に試験協力機関として県から推薦されたのを受けたもので、取引士への名称変更元年から資格試験事務を請け負うという、同会にとって記念の事業となった。
試験は県下14会場で受験者1万8千人を集め、公平・公正に行われた。同会初の主催試験について坂本会長は「今後も公正で円滑な試験運営を行いたい」と話し、意気込みを示した。