(公財)日韓文化交流基金が主催する青少年映画交流事業の一環で、韓国の高校生10人が11月25日、県立弥栄高校を訪問した。
当日は、北海道で28日に開催された「アジア国際子ども映画祭」に参加するために来日した韓国の学生らと同校芸術科美術専攻の生徒らが交流。それぞれが制作した映像作品を紹介しあったり、映像の編集の仕方を学ぶ授業を一緒に受けたりして、お互いの理解を図った。加えて、昼休みには、韓国の学生と同校の生徒が一緒に昼食を食べながら、英語やジェスチャーを交えて会話をするなどして、親睦を深めていた。
韓国・華城高校のシン・ソンヨンさんは「映画祭に出品する映像作品を見てもらい、意見をもらったことで、自分の作品で何かしらの影響を与えられたことがわかって嬉しかった」と語った。同じく梅香女子情報高校のシム・ヒョソンさんは「お互いの映像作品を見たことで多くのことを学ぶことができた。(同校は)コンピューターなどの設備が非常に整っていて、うらやましい」と声を弾ませた。