相模総合補給廠の西側部分(約35 ha)を在日米陸軍と国、市で共同使用する旨の一時使用許可書が2日、防衛省から市に交付された。この日は南関東防衛局の土本秀樹局長が加山市長のもとを訪れ、許可書を手渡した。これによって、同日から共同使用が可能になり、このうち南側10 haには軟式野球場などが設置される「(仮称)相模原スポーツパーク」の整備が進められる予定で、早ければ2019年度からの利用ができる見込みだ。
西側部分の共同使用区域については、06年に日米両政府が共同使用を承認。10年には、共同使用区域35 haのうち、南側10 haはスポーツ・レクリエーションゾーンとして整備する覚書を、市長と米陸軍司令官の間で取り交わしている。
これを受け市は、15年3月に同スポーツパークの具体的な基本計画を発表。「誰もが気軽に利用できる、駅近・身近なスポーツ・レクリエーション交流拠点」をコンセプトに、スポーツゾーンには軟式野球場や多目的フィールド、レクリエーションゾーンには芝生広場や遊具広場を整備する予定だ。市では、早ければ16年度からの整備・工事を計画しており、17年度から随時使用を始め、19年度の完成をめざしている。
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アゴラ春号5月3日 |
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