女子サッカーなでしこリーグ2部から、2012年のチーム創設以来の念願である県内初の1部昇格をめざし、「志進2015〜すべての人の力で」をスローガンに掲げて臨んだ4季目。
シーズン前の2月に、日本代表経験をもつMF田中陽子選手をはじめ、世代別の代表経験者ら6人を補強。選手層に厚みをつけ、「守備面の再構築を重要課題としつつ、攻撃面でより破壊力を付けて勝利へと向かう」(菅(かん)野(の)将晃(まさあき)監督)べく、チーム体制を整えた。
ホームの相模原ギオンスタジアムで迎えた開幕戦に幸先よく勝利するも、3戦目のAC長野パルセイロ・レディースに敗戦。シーズン序盤で首位に立った長野を2位で追い続けた。終盤まで昇格争いがもつれ込む中、3位に迫っていた日体大FIELDS横浜との直接対決に勝利。残る4戦を全勝するも、長野には勝ち点が3及ばず2位でシーズンを終え、入れ替え戦にまわった。1部9位のスペランツァFC大阪高槻との入れ替え戦は、ホームで2点差を追いつきドローに持ちこみ、2戦目も0対0と引き分けたが、アウェイゴール差で昇格を逃した。
シーズンを通してチームがめざすパスをつないでボールを支配し、素早い攻撃で相手を崩すサッカースタイルを構築。11月22日に行われた皇后杯全日本女子サッカー選手権大会では、3回戦で今季なでしこ1部4位のアルビレックス新潟レディースに1対2で屈したものの、延長までもつれ込む接戦を演じた。
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アゴラ春号5月3日 |
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