5月4日(水)・5日(木)に南区の相模川新磯地区河川敷で開催予定の「相模の大凧まつり」。今年の大凧に描かれる題字を広く募集したところ277点の応募があり、1月15日に行われた選考会の結果、市内在住の峰尾日菜花さんが考案した『福風』(ふくかぜ)に決定した。
相模の大凧は天保年間(1830年頃)から始まったといわれ、180年以上にわたり受け継がれてきた相模原市の伝統行事のひとつ。会員数およそ500人からなる「相模の大凧文化保存会」(川崎喜代治会長)を中心に地域の人々によって維持されてきた。2010年には相模原市指定無形民俗文化財に指定されている。
凧の題字には毎年、その時々の世相を反映したものが公募によって選出される。昨年は小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ成功の喜びと無事の帰還を祈願した『隼風』(はやかぜ)が選ばれた。
今年決定した『福風』には「人や友達、家族の幸福が、大凧という一つの大きな幸福となって空高く舞い上がり、風に乗せて、日本中・世界中へと幸福を運びたい」という思いが込められている。
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