淵野辺小学校(小泉和義校長)で2日、消防の知識を学び、自分や身の回りへの安全意識を高めることを目的とした「ファイヤースクール」が行われた。
同取り組みは、相模原消防署の協力のもと、市内の各学校で実施している。この日は同校の3年生全員が参加した。はじめに、消防職員が児童に向け市内の火災の発生状況などを説明。加えて、自分の服に火が付いた場合や、近所で火災が発生した場合の対処法も解説されると、児童は真剣な表情で聞き入った。
その後、児童はスモークマシーンによる煙中避難体験や水消火器を使った消火体験に挑戦。火に見立てたペットボトルに目がけて勢いよく水を吹きかけていた。参加した窪田凌佑君は「安全ピンが固くて抜くのが難しかったけど、一発でペットボトルを倒すことができてよかった」と満足そうに話した。