女性の登用・活躍推進を目的に県が実施する「神奈川なでしこブランド」の選定が今年も行われ、14件が認定商品に決まった。中央区からは2件が選ばれ、7日にはマークイズみなとみらい(横浜市)で認定式が開催された。
女性が開発に携わった商品を募集している同事業。県内の事業所や団体から今年は47件の応募があった。中央区内で認定されたのは、(株)山田朱織枕研究所(高根)と(株)エナ・メディカル(淵野辺)の2事業所。山田朱織枕研究所が認定されたのは、個々人の体形・体格に適合させ、正しい睡眠姿勢を保つ枕一体型レンタル制オーダーメードベッド「MAKURA in BED」。開発を行った整形外科医の山田朱織社長は「整形外科枕と共に患者様に愛されるオーダーメードベッドにしていきます」と話した。
エナ・メディカルは、指先などに麻痺があるリウマチ患者の声を取り入れ、着脱が楽にでき、デザイン性も重視したリハビリショーツ「エナラック」。立案から携わった早野真理さんは「動作がしづらい方もできるだけ自立した生活が送れるよう支援をしていきたい」と喜びを口にした。
認定式では、知事からの認定証の贈呈のほか、女性の活躍促進に関するトークショーや物販も行われた。
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アゴラ春号5月3日 |
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