数多くの映画やドラマで活躍する女優・左時枝さん(69)が6月12日(日)、桜台小学校(南区相模台・門倉政彦校長)に併設する「桜台美術館」で油絵作品の一般公開を行う。『薔薇 唄う』と題し、左さんの100号に及ぶ大作を含む約40点が教室いっぱいに並ぶ。
左さんが女優業と並行し絵を描き始めたのは20年ほど前。ある時、夫で造形作家の故・市田喜一氏に作品を褒められたことが契機となり、市田氏に指導を仰ぎ制作を重ねた。左さんの作品の題材はすべて『花』。母親が華道の先生であったことから「生まれてからずっと花に囲まれて生きてきた」と話し「花は誕生から朽ちるまですべての時にドラマがある。『命』を描きたいのです」と花の魅力を語る。昨年は自身の作品「もうすぐ黄昏時」で文部科学大臣賞を受賞している。
左さんが同美術館で個展を行うのは6年ぶり。当時、同校校長であった竹内祥子さんが左さんと同郷(富山県朝日町)で幼馴染であった縁で作品展示が実現した。12日の一般公開は、午前10時から午後4時。左さんも午後1時から3時の間で在廊予定。入場無料。問合せは【電話】042・742・3674桜台小学校へ。
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アゴラ春号5月3日 |
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