田名中学校(早川貞裕校長)に通う佐々木主税(ちから)君と竹内翼君、三瀬竜徹(りょうま)君の3人が、8月6日に山梨県で開催された「関東中学生相撲大会」に団体戦で出場し、ベスト16の結果を収めた。
小学校時代からの友人である3人は、相撲経験のある佐々木君の「団体戦に出よう」という誘いから集まった。柔道と空手を習っている三瀬君、スポーツ万能の竹内君は、どちらも相撲は未経験。今回が初めての相撲試合となった。大会までの1カ月間は相撲クラブに通ったほか、元力士である佐々木君の父に稽古をつけてもらい、近所の公園に土俵を描いて練習を重ねたという。そして臨んだ神奈川県予選会では、3連覇の川崎富士見中に勝利。3位入賞を果たし、今回の関東大会へと駒を進めていた。
3人のうち佐々木君は、同大会の個人戦でもベスト16に。さらに、8月20・21日に石川県で開かれた「全国中学校体育大会相撲選手権大会」では、全国優秀選手ベスト32の成績を残している。
佐々木君は「学校の先生方や友達、知人が大会に応援に来てくれて、友達と団体戦を組むことができて関東大会まで進めたのが本当に嬉しかった」と話した。今回が初出場であった竹内君は「経験者ばかりの中で不安もあったが仲間の声援を受け、強い相手に立ち向かう勇気を皆に教えてもらった」と話し、三瀬君は「初めは自分の力が通用するか不安だったが、試合を勝ち進んでいくと自信になった」と感想を口にした。
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アゴラ春号5月3日 |
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