市内にある民俗芸能の普及や保存、継承に取り組む相模原市民俗芸能保存協会の2017年度の総会が20日に開催された。
当日は、同会に所属する市内各地の獅子舞や踊り、唄など、それぞれの保存会のメンバーが出席した。
会では、特に民俗芸能の保存や継承に尽力した市民を称える協会表彰を実施。上溝シャンソン保存会で歌い手を担っている中村モト子さんと囃子方の渡辺満枝さんが受賞し、笑顔を見せた。二人は、同会が80年ぶりに上溝シャンソンを復活させた際の音源のレコーディングにも携わっているという。当日は併せて、昨年度の事業報告や事業計画などについて話し合われた。