区内のレスリング教室「FIRE BOYS」(千代田/山内仁代表)に所属する4選手が、三重県で3日に行われた「第5回 吉田沙保里杯 津市少年少女レスリング選手権大会」に出場し、メダルを獲得した。
日本レスリング協会が認める吉田選手の冠試合ということもあり、全国の強豪だけでなく、海外からも選手が集った同大会。すでに、様々な全国大会でその名を轟かせている澤木心愛さんは、今大会も小学5・6年生33kg級に出場し、優勝。澤木さんは、決勝で技をかけようとしてミスを犯し、先制されたことを踏まえ、「筋力を強化して、同じミスをしないようにしたい」と冷静に振り返った。小学3・4年生38kg級で優勝した藤森玲次君は、「技が通用した」と手ごたえを口にしつつ「余計な失点が多かったので、今後はしっかり課題を克服して、次の全国大会に臨みたい」と次を見据え、意気込んだ。同じく小学3・4年生25kg級で3位入賞を果たした小原心花さんは「練習通り、相手のバックを取って勝てたのがうれしい」と笑顔。そして、幼年の部19kg級で優勝し、その小さな体からは想像できない戦いぶりが評価され、優秀選手賞も獲得した小原さんの妹の優乃さんも「うれしかった」と顔をほころばせた。