記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 8月9日0:00更新
長崎に原爆が投下されてから今日で73年。長崎で生まれ育った私は、毎年この日は平和学習として学校に登校していたことを思い出す。被爆者の生々しい話や悲惨な映像は恐ろしかったが、祖父母の代が体験したことから目を背けてはならないと子どもながらに感じていた。語り部の高齢化が進む今、貴重な経験だったと思う。今回私が取材した福島康人さんも長崎での被爆体験を市内の小学生に語り聞かせているひとり。小学生には辛い話も多いかもしれないが、被爆の歴史を知ることは争いのない世界に繋がる一歩だと思う。今しかない貴重な機会を大切に、しっかり学んでほしい。
(町)
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