昨年行われた「PDA高校生即興型英語ディベート大会」で、県立相模原高校の英語ディベート部2年の笹森双葉さん、塩野入希実さん、新藤花絵さんが全国で16位、県大会では1位を意味するチーム賞を獲得する好成績を収めた。
同大会のディベートは3対3に分かれて行うチーム戦。社会、政治、国際問題など多岐にわたる論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々が第三者を説得させる議論を英語で展開し、その内容や表現などによって勝敗が決まる。
11月に行われた県大会では「カジノは日本に害より利益を与える」の論題が出され、3人は否定派として議論。文化保護や治安悪化の面から否定の根拠を重ねていき勝利を収めた。その後の論題でも3人の得意分野を生かし、全勝して1位となるチーム賞を獲得した。その他にも、試合の中で優れた討論を行ったベストディベータ賞に塩野入さんと新藤さん、その中でも優秀だった生徒に与えられる「エキシビションディベータ賞」、相手の討議に有効な異議を唱えた「POI賞」に塩野入さんが輝いた。塩野入さんは「チーム賞が決まった瞬間が人生で一番嬉しかった」と笑顔を見せる。
12月に東京大学で行われた全国大会では4戦中3勝を挙げるも16位。3人は「練習が足りなかった」と悔しさをにじませる。顧問の林弘一先生は、「今回の大会では3人のレベルが非常に高いと実感した」と称えた。
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アゴラ春号5月3日 |
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