母親の立場・目線から交通事故防止などの活動に長年尽力し、2020年度の内閣府交通安全功労者表彰を受賞した「光が丘地区交通安全母の会」(篠宮さつき会長)の会員が10月21日、市役所を訪れ、本村賢太郎市長に受賞を報告した。
この表彰は交通安全の確保などに顕著な功績があった個人・団体・市区町村に対し国の交通対策本部長である内閣特命担当大臣が行うもので1971年から実施されている。今年は全国から23人4団体5市町が選ばれ、9月に都内で表彰式が行われた。県内の受賞は1個人1団体で、相模原は同会だけ。市内では2018年の「南区学生自転車会議」以来2例目。
同会は光が丘・並木・陽光台・青葉の4小学校の校外委員で組織される団体で1984年10月設立。地域団体などと連携し、小学校の登下校の見守りや高齢者宅の訪問、児童に対する標語の募集・表彰などを通じて交通安全思想の普及に努めている。過去に県知事表彰などを受けた経歴もある。会員数は50人。
21日は会員5人が本村市長を訪問。篠宮会長は「共に交通安全に取り組んでいただいている地域、市、警察、安全協会の方々、そして歴代会長のおかげで活動ができていることに感謝したい」と述べ、本村市長は「受賞は相模原市にとっても誇りになる。すばらしい歴史と実績を、次世代につなげていただきたい」と祝辞を贈った。
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アゴラ春号5月3日 |
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