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初のオンラインフェスタ 「相模原はコロナに負けぬ」 染谷実行委員長に聞く

文化

公開:2020年11月5日

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思いを語る染谷実行委員長
思いを語る染谷実行委員長

 今年の潤水都市さがみはらフェスタは、新型コロナ感染拡大の影響で初のオンライン開催となる。主催する同フェスタ実行委員会の染谷耕平実行委員長にイベントへの想いを聞いた。

―・―・―・―・―

 ―オンラインでの開催に踏み切った経緯は。

 「1、2月の時点では通常開催に向けて動いていた。3月頃からコロナが爆発的に広がり桜まつりや大凧まつり、橋本七夕と、市のイベントが次々中止に。5月にZoom会議で、やるならすべてオンラインに切り替えるくらいじゃないとという意見が出た。皆の意見を聞き最終的にオンライン開催に踏み切った」

 ―決断の背景にはどんな想いがあったのか。

 「5月の時点でのオンライン開催は荒唐無稽な話ではあった。ただ、オンラインで市民祭りなんてどこの自治体もやっていない。これは相模原のアピールになると。市民が参加するという部分では、発表の場を失っている高校生やパフォーマーの方たちに表現の場を提供し楽しんでもらいたいという想いも強かった。タイトル(つながろう!さがみはらフェスタ2020オンライン)には、コロナ禍で人と人、人と企業、企業同士のつながりが薄まっている中で、オンラインではあるが新しい祭りによってもう一度つながろうという想いが込められている。そして今は、相模原はコロナに負けないんだぞ、というメッセージを力強く市民の皆さんに伝えたい」

 ―フェスタに向けて。

 「今まで会場に足を運んでくださっていた市民の皆さんが同じように観てくれるかというと簡単ではない。これはチャレンジ。正解かどうかやってみないとわからない。ただ参加者やその家族、友人が観る楽しみも用意しているし、相模原の魅力を再発見できる仕掛けを組み込んでいるので、相模原を好きになってもらってシビックプライドも醸成していければという期待もある。オンラインを使った祭りはどこも模索していると思うが、ここで一つの形を見せられる。来年は普通に開催できればいいけれど収束が見えてこない中で、リアル開催ができるようになったらオンラインと両方を使ってより広く、いろいろな人に楽しんでもらえる祭りが作れるのでは。この状況でイベントを行うことにはさまざまな意見はあると思うが、動ける人が動いてまちを盛り上げていかないと。そういう役割も私たちは担っている。ぜひ、サイトをご覧になって、楽しんでいただきたい」
 

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