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「長寿動物」称えて35年 市獣医師会が取り組み

社会

公開:2020年11月26日

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長寿動物に贈る賞状を手にする久保田会長
長寿動物に贈る賞状を手にする久保田会長

 相模原市内の動物病院院長らで構成される「相模原市獣医師会」が毎年11月末に行ってきた長寿動物の表彰が今年、スタートから35年を迎えた。

 種類によって設けられた年齢を超え、獣医師らの推薦によって表彰を受けてきた動物(犬や猫、ウサギ、鳥など)の数は延べ1万を超えるといい、久保田哲也会長は「長く見守り続けてこられた飼い主さんにも感謝を表す賞。動物愛護の精神の浸透につながっていると思う」と話している。

1985年から

 始まりは1985年。人と動物との共存社会をめざす中、動物を愛する人たちに尊敬の意を伝えたいとスタートしたのだという。

 一方で、表彰対象の動物に対して参加を呼びかけてきた会のメンバーにとってこの賞は「飼い主さんとのコミュニケーションを深めるきっかけにもなってきたんです」と久保田会長。「私が運営する横山台のクリニックでは1回に20前後の動物を推薦してきました。皆さん、喜んでくれます」と笑顔を見せる。

 そして、今年は新型コロナウイルスの影響で、毎年開催してきた表彰式を開けず、賞状を送付する形になったことに対して残念がる一方で、「もちろん今後も継続していく方針。自薦もお待ちしております」

 市獣医師会はその他、子犬や子猫の不妊・去勢手術の普及に取り組むほか、災害時に人と共に動物を救うための準備を進めるなど、「相模原の動物愛護」活動を引っ張っている。

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