神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

田名高生 料理で交流 こども食堂で奉仕活動

文化

公開:2020年12月10日

  • X
  • LINE
  • hatena
田村代表(右)に教わりながら盛り付けする(左から)高木さんと金子さん=11月26日、田名公民館
田村代表(右)に教わりながら盛り付けする(左から)高木さんと金子さん=11月26日、田名公民館

 田名地区のこども食堂「みんなよっといで!たな食堂」に相模田名高校(都丸利幸校長)の料理同好会の生徒がボランティアとして参加し、食を通した地域との交流を深めている。

 同好会がボランティアを始めたのは9月。今年6月に新型コロナウイルスの影響による休校措置が解除となり、多くの部活動が再開されたが、食材を扱う同好会は衛生管理などの観点で感染症対策が十分に取れない可能性があることから活動を自粛してきた。もどかしい日々が続き「何かしたい」と思う気持ちを募らせた生徒たちは、コロナ禍も運営している同食堂に着目。食堂が開く第2・4木曜日の放課後にボランティアとして参加することになった。

 11月26日には同好会の1年生3人が参加。こども食堂に初めて携わる生徒がほとんどの中、子ども向けの味付けやバランスの摂れた献立などを教わりながら、食堂で提供される料理やデザート約40食分を調理した。原田愛華さんは「コロナ禍だけど、こども食堂は温かい場所。スタッフの皆さんが優しく教えてくれて活動が楽しい」とし、高木美咲さんは「『おいしい』『ありがとう』と言ってもらえるとうれしい」と感慨をにじませた。食堂の運営代表の田村美智代さんは「一生懸命調理してくれて助かる。安心して任せられます」と笑顔で話す。

 12月には同校の調理室の消毒作業が完了し、通常の活動が再開できるようになるというが、金子美月さんは「これからもこのボランティア活動を続けていきたい」と意欲を見せる。新型コロナウイルスを機に得られた地域との交流を今後も深め、広げていきたい考えだ。
 

さがみはら中央区版のローカルニュース最新6

絵画講座生徒の作品展

絵画講座生徒の作品展

横山の「光と緑の美術館」

5月2日

にこにこが寄付

障害者チームが市リーグ参加

社会人サッカー

障害者チームが市リーグ参加

5月2日

「やさしさ」胸に奉仕を

「やさしさ」胸に奉仕を

相模原グリーンロータリークラブ

5月2日

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

上溝郵便局員が詐欺防ぐ

相模原警察署から感謝状

5月2日

「唯一無二の歌を」

伊勢正三さん・イルカさんインタビュー

「唯一無二の歌を」

6月7日、グリーンホールでライブ

5月2日

あっとほーむデスク

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

  • 3月23日0:00更新

さがみはら中央区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook