中央区内16カ所を曜日ごとに巡回しているイオン橋本店の移動販売で11月28日、「青森県フェア」が開催され、同県の三村申吾知事が県産品のPRに訪れた。
同店による移動販売は、地域住民の要望に応える形で10月からスタート。現在、光が丘や横山、大島、田名、上矢部など、区内16カ所を巡回している。
青森県フェアはイオンを展開するイオンリテールが毎年、同県と連携して店舗で実施している催事。同社が以前、少量の同県産品を載せて移動販売をしたところ、その報告を受けた三村知事が、自ら接客し県をPRすることを希望した。そこで今回、同社として初めて移動販売で県産フェアを開催し、そこへ知事が参加する運びとなった。
当日はいつも積載している商品に加えて、旬のりんごやにんにく、ほたて貝柱、ブランド米など約20品目の青森県産品を載せた移動販売車が地域を巡回した。
光が丘地区の県営上溝団地旧さくらストア前での販売に参加した三村知事は、同県職員らとともに買い物客に県産品をPR。途中、青森県産品のイメージソング「決め手くん音頭」に合わせて振り付けを披露しながら、地産品の購買を促す場面もあった。同県の担当課は、「三村知事は日頃から『商売の原点は対面販売』と話しており、今回も青森県産品を直接PRしたいとの思いから、訪問させていただいた」と話していた。
同エリアへの移動販売の誘致に積極的に取り組んだ光が丘地区自治会連合会の割柏秀規会長は、「これまでは、県産フェアは店頭でしかできないものと思っていたが、移動販売に取り入れることで、生産地を身近に感じ、楽しみながら、さらに購買意欲を刺激する、とても良い仕掛けだと感じた。今後もイオンさんと協力しながら、地域の買い物困難者など多くの人の力になれれば」と話した。
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アゴラ春号5月3日 |
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