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「当たり前の取り組み」が今、活きる "毎日伝わる"という安心感
市内最大規模の社会福祉法人・相模福祉村(赤間源太郎理事長)。運営施設の一つ、特別養護老人ホーム「縁JOY(えんじょい)」(田名)では、コロナ禍以前から日常的に実践してきた取り組みがある。今、それが大きな効果を発揮しているという。
ネットで生活わかる
一つは、「ケア記録の閲覧」。これは、利用者の一日の記録をスタッフが入力して同法人のホームページに公開するものだが、その記載が細かい。就寝や食事、日中の生活からスタッフとの会話の内容まで、些細なことも記される。家族はコメントを記入でき、利用者の好みや性格などちょっとした情報を書き込むことで、スタッフがそれをケアに生かすこともできる。閲覧はパスワードを知る人に限られる。「10年前から取り組んでいるのでスタッフにとっては当たり前のことですが、コロナ禍で面会が難しい中でも、『日々の暮らしがわかる』と、ご家族にはとても喜んでいただいています」と池永ひとみ施設長は話す。
年2回の報告書
もう一つが5年前から取り組んでいる写真付きの報告書。これは、半年間で実施した行事などの様子を写真と文章で記して年2回家族に郵送するもの。つまり同施設では、ネットの即時性と紙の保存性をうまく使い分けることで、利用者の様子が家族により伝わるように工夫しているのだ。
池永施設長は、「利用者さんをお預かりしている以上は、ご家族に施設での様子をお伝えしたい。いまだにさまざまな行事が制限されていますが、できないというのは簡単なこと。できない中でよりよい介護を考えることが重要」と話す。
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