水難事故を防ぐため田名小学校(小泉勇校長)のPTAは6月26日、相模川の河川敷と望地河原で啓発の旗立てを行った。
同小に通う地元の子どもたちをはじめ、相模川の利用者が水難事故に遭わないよう毎年6月に実施される同活動。県厚木土木事務所によると、昨年は新型コロナウイルスの流行で海水浴場やプールが開放されなかった影響もあり、遊泳禁止である相模川で水遊びをする利用者が目立ったという。それにより、水難事故の発生件数も例年と比較して微増した。
今年も同様の傾向が続くと考えられることから、PTAと男性保護者から成る同小独自の団体「パパボランティア」と、同小教諭ら合わせて約20人が集まり、「およぐなキケン」と書かれた赤い旗を設置。高田橋付近の河川敷約1Kmに20本、望地河原に18本を立てて注意を呼びかけた。
金井憲一会長は「川は浅いと想像していても、流れが速かったり水深が深い場所もある。田名小の児童へはもちろん、遊びに来た人たちに向けた注意喚起になれば」と話している。
旗は9月4日(土)まで設置され、期間中は同小PTAによる付近のパトロールも行われる。
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アゴラ春号5月3日 |
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