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城山IC周辺まちづくり基本構想 金原・串川を先行整備へ 地域活性化に向け、産業創出の拠点作りを重視重視

公開:2011年3月17日

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 2012年度に開設が予定されている「さがみ縦貫道路の(仮称)城山インターチェンジ(IC)」。市ではこの程、同IC開設に伴う周辺新拠点まちづくり基本構想(素案)を発表。金原(根小屋)と串川(関・長竹)の緑区内2地区で、先行して事業を進める方針が示された。今後は、地域住民や関係団体等と協議を重ね、2012年度をメドに基本計画をまとめたい意向だ。

 

 さがみ縦貫道路の「(仮称)城山IC」開設とその周辺地域の整備は、津久井広域道路の整備とともに「新・相模原市総合計画」や「相模原市都市計画マスタープラン」等で、以前から市の重点政策として進められてきた。

 今回まとめられた構想では、津久井広域道路や国道412号に隣接する「金原」「串川」「川尻南部」「大保戸・小倉原」の4地区が整備検討対象に。中でも「金原」「串川」の両地区が先行して整備することが示された。

 「金原」地区は、既存の金原工業団地(約20 ha)を活かし、周辺用地(約50 ha)と共に、平坦な地形を活かし、産業に重点を置いて整備・拡大。さらに、高速バスを導入し、橋本方面へのアクセス向上の他、農地の集約・高度化、生活支援施設や農園・菜園付き住宅の促進などが構想に盛りこまれている。

 金原地区に近く、既に住宅地が形成される「串川」地区は、約105haを整備し、就労者向け住宅地に。既存の学校や公園、公民館等、公共施設を活かした複合的な機能を充実させる他、「串川」を活用した水辺空間の形成を図っていく。

農用地の扱いが課題

 一方で、今後の事業推進の課題として、城山ICや津久井広域道路等の公共交通インフラの時期との整合性、企業誘致、整備手法等が挙げられる。中でも土地利用の規制・特に制限の多い「農用地の扱い」が問題となっている。
 市によると「今後は、緑区のまちづくり会議や関係団体・地権者らと協議を進め、23年度中に金原・串川地区の基本構想を策定し、24年度には基本計画を策定させたい」意向だ。

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