プロ野球の公式戦や高校野球の会場として、市民から親しまれている市立相模原球場(中央区弥栄)の名称が、あす4月1日(金)から『サーティーフォー相模原球場』となる。
市は新たな財源の確保と市民サービスの向上を目的に昨年11月から今年の1月まで同球場のネーミングライツ(施設命名権)のスポンサー企業を募集。3社の応募の中から、緑区橋本で建設業を営む(株)サーティーフォー(唐橋一男代表取締役)に決定したことから、今回の運びとなった。
ネーミングライツの期間は平成28年までの5年間で、契約期間終了後も同社がネーミングライツの継続を希望する場合には優先交渉権がある。契約金額は年額611万円。
市がネーミングライツのスポンサーを募集するのは初。唐橋社長は「たくさんのチームに利用してもらえる球場になれば」と話している。
一方、同球場と同時に募集していたグリーンホール相模大野内にある相模原市文化会館については、応募がなかったため見送られた。今後、改めて募集条件などについて検討する予定だという。