さがみ風っ子教師塾 理想と情熱持つ教師に 採用試験へ70人が卒塾
塾生らは壇上で的川塾長から卒塾証書を受け取った
市内の小・中学校で教員を目指す人を対象とした『さがみ風っ子教師塾』（主催／市教育委員会）の第二期塾生卒塾式が４日、総合学習センターで行われた。
昨年10月の開塾以来、講義やグループ協議、模擬授業などを通して教育に対する理想や情熱を育んできた70人の塾生たち。式では、塾長を務めるＪＡＸＡの的川泰宣教授がユーモアたっぷりに挨拶。自身が若い頃に出演していたラジオ番組「子ども電話相談室」での経験を話し、これまで学んできた知識をただ子どもたちに伝えるだけではなく、時には、「より興味を持つ言い回しをすることも必要なのでは」と塾生にアドバイスを送った。
塾生代表の林千亜紀さんは「時には教師という職の責任の大きさを知る中で、自分の力量とのギャップに自信を失くしかけることもありました」と塾での経験を振り返り、「理想と情熱を持って困難に立ち向かっていきたい」と決意をにじませた。塾生はそれぞれの思いを胸に、来月３日に行われる教員採用試験に挑む。
なお同塾では、ただ今第三期入塾生を募集中（７月29日（金）迄）。開塾は今年10月。募集定員50人。詳細の問合せは総合学習センター【電話】０４２・７５６・３４４３まで。
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アゴラ春号5月3日 |
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