相模田名高校(渕野辰雄校長)の演劇部と女子バスケットボール部の生徒ら14人による非行防止教室が先月15・16日、田名小学校、田名北小学校で行われた。
相模原警察署の呼びかけにより実施された同教室は、高校生が演劇やゲームを通して、万引きの防止を小学生に呼びかける内容。演劇の最中には「お金の貸し借りはしてもいいの?」「万引きは見つからなければいいの?」などの問題を○×形式で出し、参加した245人(2日間合計)の児童は熱心に答えを導き出していた。
同署少年係では、年齢の近い高校生が小学生にルールや良識を教えることで、「規範意識の高揚が図られるとともに、実施する高校生の責任感、社会性を育むことにも繋がれば」と期待を寄せている。