市消防局はこのほど、昨年の火災発生状況および救急出場件数を発表した。出火件数は前年比18件減の231件、損害額は1億8040・6万円で前年より6175・3万円の減。
火災の減少について、同局では「住宅用火災警報器の普及率が70%を超えたのは大きい。設置により出火を逃れた事例も18件あった」と話した。
火災原因は放火が最多
一方、火災原因については1986年以降、依然として「放火(疑い含む)」が最も多く、昨年も44件発生(次いで、「たばこ」34件、「こんろ」27件、「火遊び」16件)。放火から身を守る手段として同局では、身の回りを整理整頓するとともに、こんろやライターの監視を呼びかけている。
救急出場件数は高齢者の急病が前年より、1499件増加したことで、1615件(約5・3%)増の3万2245件だった。搬送人員も対前年で1337人増え、2万9517人となった。事故種別では急病が全体の6割を占めた。
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アゴラ春号5月3日 |
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