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森づくりへ熱い想い 交流会に84人 市内で循環の輪を

政治

公開:2012年4月12日

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大勢の来場者が会場に集った
大勢の来場者が会場に集った

 市立環境情報センターでこのほど、「さがみはら森林ビジョンと地域の取り組み」と題した交流会が行われた。

 相模原市は昨年3月、市内の長期的な森林の将来像を見据え、森の整備体制を築く「さがみはら森林ビジョン」を策定した。これは市内の面積の約6割を占める森林資源を、健全な姿で次世代に引き継ぐための指針。交流会では、このビジョンが目指す将来像や基本方針などを、津久井経済観光課・山口美津夫課長が紹介。木材の利活用を図り、市民全体で森林整備体制を構築する必要性を語った。

 津久井森林組合・坂本重光専務理事は「相模原の森の現状と津久井森林組合の取り組みについて」と題し、講演。森林はCO2を吸収するが、20年経つと吸収量が減少することから、温暖化防止や生態系の保全のためにも、定期的に木を切り、新たに植えることの大切さを強調。その上で「市内で成長した杉やヒノキ材を使った住宅建設やリフォームを増やし、循環の輪を作ることが重要」と、森林資源を使用する立場からの考えを述べた。

各立場からの連携を

 交流会では、行政や市民、NPO団体、森林にかかわる企業などが意見を交わし、市の財産である森を守るため、それぞれの立場で連携する重要性を再認識した。会場に集った84人が、今後の森づくりに向けて、熱い想いを語り合っていた。
 

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