大舞台を経験し、落ち着いた様子で臨んだ宮崎選手
４日のロンドン五輪代表選考会で、宮崎ひな乃選手（協栄スイミングクラブ所属・上溝在住）が１００ｍ背泳ぎに出場し、自己ベスト１分４秒19で34位（54人中）の成績を収めた。
先月の全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップでは調子を落とし、54人中53位だった宮崎選手。同クラブの今井利樹コーチの指導のもと、今大会はリズムの良い泳ぎを念頭に臨んだ。五輪選考の緊張感が会場を包む中、スタートはやや後手を踏んだものの、後半に巻き返し、自己ベストをマークした。このタイムは、昨年の国体で少年女子Ｂ（中３高１）の同種目で５位に相当する好記録。昨秋のＷ杯と２月の日本選手権出場の経験が活きた結果となった。宮崎選手の次の目標は、インターハイとなる。
