淵野辺公園で2日に行われた市の総合防災訓練で、ヘリコプターの空中浮揚(ホバリング)による搬送訓練が初めて実施された。
訓練は、大地震による災害時に、負傷者が出た状況を想定して行われた。今回訓練を担当した川崎市消防局の隊員は、負傷者に見立てたダミー人形が載った担架を陸上からロープで慎重に引き上げ、無事ヘリに搬入した。
当日は、在日米陸軍のヘリuh60を含む3機が訓練に参加する予定だったが、悪天候により2機が出動を中止。川崎市消防局のヘリのみが、予定していた会場への到着時刻を15分早めて実施した。