危機管理局を新設
市は1日、政令市移行後初の大幅な組織改編を行った。これに伴い、危機管理室が危機管理局に格上げ。危機管理局長兼危機管理監には笹野章央渉外部長が登用された。
同局は「危機管理課」「緊急対策課」の2課体制で組織される。人員を昨年度の23人から32人に増員することで、防災・減災対策を強化し、防災条例の制定や地域防災計画の見直しを図る構え。
主な新規事業として、防災専門員や地域住民を対象にした「防災スクール」の創設、避難所の「情報共有システム」の整備、大規模地震に備えた「防災・減災プログラム」の推進に乗り出す。
笹野局長は「災害やテロはいつ起こるかわからない。すぐに対応できるよう、とにかくスピード感をもって取り組んでいくことが重要」と決意を口にした。